WEBサイト公開。日本発で北欧や南欧との共創にも力を入れる。創業90年の日進ゴムがファクトリーブランドとして
https://rallyground8.com/
日進ゴム株式会社はアースフレンドリーでストレスフリーな次世代スニーカーブランド「RALLY GROUND」の1stモデルを2023年10月発売開始します。販売はRALLY GROUND直営のECサイトからとなります。
当ブランドのために自社開発した、竹と樹液を独自合成したゴム「Bambrub(バンブラブ)」ソールや、コーヒーフィルターの生産時廃材を再利用した生地「Cafetex(カフェテックス)」。1stモデルは93%の植物由来率となっています。
また快適な履き心地やデザインの多様化のために北欧や南欧の素材メーカーや他のブランドと共創(コ・クリエーション)していくことにも力を入れています。
同社岡山工場で作られる1stモデルはBambrubやCafetexを採用しポルトガル産の天然コルクを使用、23cmから29cmを生産し、15,000~18,000円での販売予定となっています。
RALLY GROUNDの1stモデルは2023年10月発売開始します。
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https://rallyground8.com/
<次世代のスニーカーブランドを>
RALLY GROUNDは90年シューズを作り続けてきた日進ゴム(株)が世界中のマテリアルサプライヤーやコンセプトに共鳴してくれる他のブランドとともに、新しく開発した技術も活かしアースフレンドリーで楽しく快適なタウンスニーカーを提供するためにつくるブランドです。今年2023年10月からの一般発売を予定しています。
日本国内だけでなく、北欧のエストニア、南欧のポルトガルなど既にコ・クリエーション(共創)に共感してくれる仲間が集まってきています。彼らは単なる素材サプライヤーやコラボレイトブランドでなく、日本にはない文化や価値観を提供してくれることになります。
「『快適でサステナブルな』だけでなく『人との会話を弾ませる』タウンスニーカーを提供したい。」とプロジェクトマネージャーの渡邉は言います。「スニーカーは安心快適で現代のライフスタイルに必要不可欠なものですが、大量生産モデルのためアウトソールやミッドソール、生地にプラスチックや合成ゴム、酢酸ビニール、ポリエステルやウレタンなどの石油由来素材を多く使い、日本では最終的に燃えるゴミとなっている現状に対するアクションが必要だと考えていました。一方でスニーカーに求められる自由なデザインやストレスフリーな素材感は日本の自社ファクトリーブランドだけでは難しいと判断し、海外の素材サプライヤーやブランドとも積極的にコ・クリエーションしていくことにしました。そうすることで、アースフレンドリーなプロダクトを選択する動きを広めるユーザー同士の会話のきっかけにもなると考えています。」
(ブランドコンセプトは「ストーリー」でも随時紹介していきます)
<素材から新しく開発>
独特な新技術の一つはRALLY GROUNDのために、ゴムメーカーでもある日進ゴムが開発したBambrubソール。
その主要成分は竹と天然ゴムです。通常石油素材で作られるアウトソールやミッドソールを、94%植物由来で代替。しかも通常のゴムより10%も軽く、柔らかなソールとなっています。「天然由来原料をシューズの素材として使えるようにするには製造プロセスから見直さなければいけなかった。そのため最終的に当社が保管していた古い製造方法が功を奏することとなった」とテクノロジーリーダーの田窪は話します。
さらに新たなテキスタイル、Cafetex® が開発されました。この独特のコシのある爽やかな感触の生地の原料は何とコーヒーフィルターの製造工程の廃材。もちろん植物性です。
(新素材開発ストーリーは「ストーリー」でも随時紹介していきます)
<世界の仲間との共創>
RALLY GROUNDの各モデルにはポルトガルで大切に育てられた天然コルク材がふんだんに使用される予定です。コルクは主に分厚いインソールとなりますが、軽量なだけでなく、履くたびにその人の足を型取っていきストレスフリーな靴を生み出す大切なパーツとなります。
地中海沿岸のコルク樹園は約228万ヘクタールあり、光合成で年間3200万トンのCO2を吸収していると言われています。大よそ8年に一度樹皮を剥がし使う、伐採ではない方法です。しかも最も暑い時期に、コルティセイロと呼ばれる職人に収穫される昔ながらの方法です。
今年2023年に発売が予定されているモデルはPortugal×JapanモデルとEstonia×Japanモデル。
Portugal×JapanモデルはBambrubソール、Cafetex、ポルトガル製コルクインソールやコルクで作った合皮「コルクレザー」をふんだんに使ったRALLY GROUNDのフラッグシップモデルです。伝統のバルカナイズド製法が活用され日本製となります。93%植物由来。23cmから29cmを生産し、15,000~18,000円で直営のECサイトから販売予定されます。
Estonia×Japanモデルはエストニアのシューズブランド「TOKU」がデザイン、生産したバルチックウールをBambrubソールやコルクインソールと組み合わせた、とても楽しいモデルになる予定です。
RALLY GROUNDの1stモデルは2023年10月発売開始します。
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日進ゴム株式会社は1932年、地下足袋やゴム底キャンパスシューズの専門工場として立ち上がった会社です。現在、とくに滑らない靴を追及したHyperVなどが多くメディアで取り上げられています。
日進ゴム株式会社
岡山県岡山市北区八丁目16番17号
http://www.nisshinrubber.co.jp/