独自路線を突き進む個性豊かな高級機

HYSEK

FURTIF
FU3713A82

世界をアッと言わせ続けるコンテンポラリー系の旗手

 ハイゼックが正式にブランドデビューしたのは1977年。ファーストモデルは『KILADA(キラダ)』だ。がっしりとカタマリ感のあるタンクデザインで、ケースサイドまで個性的。そのキラダのデザインは最新鋭の橋梁からインスピレーションを受けたもので、今でもハイゼックの人気シリーズになっている。
 ハイゼックのスポーツラインといえば『ABYSS(アビス)』が魅力的だ。ラウンドケースのクロノグラフで、44㎜モデルがオーソドックスなスリーレジスターウォッチ。47㎜モデルはクロノグラフに加え、デュアルタイムも備えている。『キラダ』も『アビス』もどちらも大きめだが、人間工学的に設計されているから着けていて大き過ぎる感じはしない。さらにチタンケースなら重過ぎることもない。
 ハイゼックは、自社ブランドを展開するまで高級機メーカーのジュエリーウォッチなどに関わっていた。だからドレス系にも強い。最高位クラスの金属加工技術で削り出したケースに、透明感のあるダイヤの『FURTIF(フルティフ)』に特別な説明などいらないだろう。
 スイスには高級時計ブランドがあまたある。しかし、ハイゼックほど強い個性とこだわりを持つものはそうはない。

FURTIF
FU3713A82
ユニセックスサイズ。ジュエリーが施された豪華版。SS。42㎜×37㎜。クォーツ。シルバー文字盤。ホワイト本革ベルト。30m防水。
275万円
小型のクォーツのユニットをダイヤルセンターにレイアウト。表からでも裏からでもケースの中で浮いているように見える。
V-KING
VK3701A30
ベゼルに弾丸のようなデザインが施された重厚感のあるモデル。SS。51㎜×37㎜。自動巻。ブラック文字盤。SSベルト。50m防水。
78万1000円
最大15㎜も厚みがあるが、人間工学に基づいたデザインなので着け心地は良好。
ABYSS
AB4402T03
オーソドックスで使いやすいからオールマイティで楽しめる。Ti。44㎜。自動巻。ブルー文字盤。ブルー本革ベルト。30m防水。
96万8000円
ABYSS
AB4402T02
ファッションを選ばない王道の自動巻クロノグラフ。Ti。44㎜。自動巻。ブラック文字盤。ブラックラバー×SSベルト。30m防水。
96万8000円
ABYSS
AB4702T02
第2時刻を24時間表示するデュアルタイム機能を搭載。Ti。47㎜。自動巻。ブラック×レッド文字盤。レッドラバーベルト。30m防水。
242万円
ABYSS
AB4702T01
ビッグボディだが、チタンケースだから予想外に軽い。Ti。47㎜。自動巻。ブラック×ブルー文字盤。ブルーラバーベルト。30m防水。
242万円
KILADA
KN4114A02
左右対称の個性的なインデックス。SS。51㎜×41㎜。クォーツ。ホワイト文字盤。ブラックラバー&SSベルト。50m防水。
66万8800円

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