MADISON NEW YORK
ソフトにフィットする絶妙な着用感も大きな魅力
タンク型のリヴィントンとラウンド型のブレーカー。マディソン ニューヨークがこの春夏にリリースした新作は、どちらも「デカ厚」テイストだ。写真ではそれほど感じられないかもしれないが、持ってみるとどっしりとして重い。なのに実際に着けてみると、この圧倒的な「デカ厚」感がプレッシャーというか負担にならない。その理由は、ケースデザインとベルトにある。サイドから見れば一目瞭然で、ともにケース上下からラグにかけて描かれる微妙なアーチ、そこからブレスレットへのつながり感が実にナチュラルで絶妙。きれいに、かつソフトにフィットするのだ。
「重い腕時計は長い時間着けていると疲れる」というのが定説になっているが、リヴィントンとブレーカーはどうやらそれを覆したようだ。長時間に渡って快適に着用し続けながら、その迫力と存在感を自慢げに見せびらかす。それを可能にしているこの2シリーズはまだ日本上陸を果たしたばかりだから、着けている人が少ないのもうれしい。
Rivington
ケース厚が12㎜とかなりのボリュームがあるフォルム。搭載するムーヴメントはクォーツクロノグラフで60分積算計と24時間積算計を備えている。プッシュボタンやリューズのサイズ、レイアウトも絶妙で計時操作も快適。
■ケースサイズ/34㎜×50㎜
■ムーヴメント/クォーツ
■防水性能/30m防水
IP加工モデル
SSモデル
Breaker
レイヤード(2層構造)ダイヤルやシックなローマンインデックス、ダイヤルに施したギョーシェ風の細工などは同ブランドの他モデルにも見られるが、全体的にスポーティーにまとめることで差別化を図っている。60分積算計と24時間積算計を備えるクロノグラフ。
■ケースサイズ/47㎜
■ムーヴメント/クォーツ
■防水性能/100m防水
IP加工モデル
SSモデル
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