柄モノのこなしかたがオシャレか否かの分水嶺
「人のオシャレ度は無地Tシャツの着こなしかたでわかる」。そう言われておりますが、同様のことは柄物、それも賑やかな「総柄」にも言えます。「チェック柄・ストライプ柄・ボーダー柄の服は持っているけれどカモフラ柄や総柄は1枚もない」という人は、おそらくそれほど珍しくないでしょう。しかし、それではオシャレの幅を自ら狭めてしまうだけ。戦力がより多いほうが、選べる戦略も多彩になるのは自明の理。だから、オシャレな人ほど様々な柄物を積極的に取り入れているのです。
派手な柄が苦手なら「渋い色」を選ぶべし!
GABRIELE PASINI
スカルモチーフを織り交ぜたボタニカル模様が印象的。汎用性に優れたネイビーボディー。2万0900円
●問い合わせ
サカゼン日本橋本店
TEL:0120-78-1641
とはいえ、総柄の存在感に何となく腰が引けてしまう気持ちもわかります。だったら、その難易度の高さを色で解決するのもひとつの手です。上のGABRIELE PASINIのシャツはボタニカル柄にスカルモチーフをミックスした個性派の柄物ですが、濃いめネイビーがベースカラーなのでとてもシックで上品な雰囲気。ボタンを多めに開けたり、袖をまくっても下品に映りません。
CELINE
ウエストにドローコードをあしらった迷彩カーゴ。ゆったりとしたルーズシルエットも特徴的。13万5500円
●問い合わせ
ガッツ四ツ橋店
TEL:06-6599-9899
コチラはCELINEのパンツ。やや濃いめのカモフラ柄で、ミリタリーコーデで陥りがちな“無理な若作り感”が出にくくなっております。しかも、パッと見はノーマルなカーゴパンツですが、実はけっこうなルーズシルエット。しっかりトレンドを押さえた作りで、さすがはハイブランドと頷かされる逸品でもあるのです。