2022年4月9日、BC州バンクーバー、バンクーバー・ファッション・ウィーク2022年秋冬シーズン3日目、日本・ポーランド・アメリカ・カナダのデザイナーが参加。国際色豊かなデザイナーによるユニークで想像力豊かなコレクションを披露しました。
TOOT
東京を拠点とするメンズラグジュアリーアンダーウェアブランドTOOTは、高品質で快適なユニークなコレクションを展示することで知られています。デザイナーは、ソウル、ヒップホップ、ラップのアイコンに影響を受けた無地とシンプルなパターンを利用しました。TOOTのポップアートグラフィックロゴと並べられた赤、青、黄色などの色の交互のストライプとカラーブロックは、クリーンでスタイリッシュなデザインを印象付けました。
GFDI
ゴスにインスピレーションを得たコレクションで、衣装やアクセサリーをデザインしています。デザイナーのトリ・カファレラは、ハイテクウェアとレザー、そしてさまざまなシルバーのチェーンとレザーの装飾を組み合わせることで、彼女のアポカリプスなファッションにインスパイアされたデザインを展示しました。ラップアラウンドチェーンと光に反射するフード付きマントを備えたレザーのボディスーツ、フレアスリーブを備えたクロップドレザーのパーカー、フルテクノウェアのアンサンブルがありました。
ISXNOT
彼女のデザインは、子供の頃の思い出からアニメ・ゲーム・マンガの影響を強く受けています。今シーズンのコレクションは、孤独感、薄暗い照明、雨の夜の感覚、鮮やかなイメージからインスピレーションを得て、肌から飛び出したくなるものです。衣服は、黒・青・銀・白の色合いを強調することで、そのダークな美学を描き、観客を驚かせました。ISXNOTの印象的な1点目は、黒いボタンのディテールが施された特大のシルバーのレインコートでした。
Nargiz Salwa
現在モスクワを拠点とするポーランド人デザイナーであり、世界旅行の経験からインスピレーションを得ています。生地のロールエンドから型破りなスタイルを作り、綿やチュールなどの素材を混ぜ合わせ、パステルスミレやブルーにグレーやブラックを重ねています。コレクションは、さらにスカーフに伸びるフード、レインコートのネクタイで締められたスカート、ルーズフィットのドレスなど、レインコートの影響を受けた複数の作品を発表しました。
Elena Razlog
ファッションデザインとファッションヒストリーのトレーニングを受けたプロのオペラ歌手です。土曜日のコレクションは、オペラの豪華な衣装とイブニングドレスの古典的な時代に敬意を表しており、キャラクターの描写と歌手にとって重要な技術的詳細を結び付けています。これは、宝石や花の複雑なパターンで装飾された、より平らなビスチェとコルセットのブレンドを通して見ることができました。モデルの古典的な影響を反映した退廃的なヘッドピースと鮮やかでカラフルなガウンが印象的でした。
UNSERTEN
UNSERTENは、2020年に設立された東京を拠点とするアバンギャルドなメンズウェアブランドです。デザインの新旧、東西がミックスされることをコンセプトとして、ブレザー、コート、パンツの主に黒と白のパレットを代替品とともに展示しました。ストリーミングレザーリボン、美的に配置されたジッパー、およびそれらのシグネチャーフローラルプリントなどの装飾。UNSERTENはウールの革のコート、ハイネックのシフォンシャツ、オーガンザのブレザー、分解されたベストに複数の混合生地を使用し、観客を魅了しました。
Ay Lelum
家族経営のAyLelumは、Coast Salish Design Houseを経営しており、多様性を受け入れ、すべての人々に伝統的なCoastSalishArtを共有する衣服を作成しています。Ay Lelumは、環境フットプリントの削減に専念しており、ブリティッシュコロンビア州の国内および地元のメーカーからクチュールを作成しています。夜は彼らのダイナミックなショーで締めくくられ、観客を本当に喜ばせました。Snuneymuxw First Nation Hereditary Chief Familyの息を呑むようなアートワークは、「 SalmonEyeofLife 」と呼ばれるコレクション全体で展示されました。コーディネートのショールでスタイリングされた藤色の足首までの長さのドレスが印象的でした。
バンクーバーファッションウィーク
2001年に設立されたVFWは、カナダおよび国際的なファッションデザイナー、そしてファッション業界をサポートするために設立された組織です。プロデューサーのJamal Abdourahmanによって設立されたVFWは、バンクーバーファッションウィーク、バンクーバーキッズファッションウィーク、グローバルファッションコレクティブの所有、及び、プロデュースをしています。今年、21年目となるVFWは継続的なパートナーシップを世界中に構築し国際的に認知されています。今後も、VFWは引き続き皆様と強力なパートナーシップを作り続けて参ります。
