スイスの高級機械式時計クロノスイス、針を持たない機械式腕時計の復活!新作「ネオ デジター」

NEO DIGITEUR Granit CH-1373.2-ANSI

NEO DIGITEUR Sand CH-1373.2-ROSI

スイスの高級機械式時計クロノスイスは、「ネオ デジター グラニット」、「ネオ デジター サンド」を全国の正規代理店にて発売いたします。2005年に発売された、針のないユニークな機械式モデル「デジター」が満を持して復刻しました。

初代「デジター」のデビューから20年後の2025年、クロノスイスは創業者ゲルド=リュディガー・ラングが生み出したアイコニックなモデル「デジター」のオマージュとして「ネオ デジター」を発表します。

初代「デジター」

ヴィンテージデザインのインスピレーションと、機械技術の常識を覆す挑戦から生まれた「ネオ デジター」。単なる時計ではなく、常識への挑戦、そして針のない機械式デジタル時計という、かつてないほど大胆な宣言でした。
この先駆的な精神が、現代に蘇ります。

機械式デジタル表示の系譜

「ネオ デジター」のルーツは、1920~30年代の機械式革新の黄金時代に遡ります。デジタル表示やジャンプ式時刻表示を備えた「針のない時計(montres sans aiguilles)」が、普及した時代です。この革新的な精神こそが、後のクロノスイスのインスピレーションの源となりました。
2005年、ラング氏は初代「デジター」を発表し、針のない完璧な機械式腕時計として稀有な時計製造技術と型破りな美学の融合に成功しました。

建築学的な長方形のケース

「ネオ デジター」を象徴するのは、建築学的な長方形のレクタンギュラーケースです。
オリジナルモデルを忠実に継承した樽型(トノー)シルエットを、アトリエ・ルツェルンのデザインチームが完全に再構築し、彫刻的でありながら丁寧な仕上げを施し手首につけやすいケースを実現しました。
ケース側面のサンドブラスト加工は、シャープで幾何学的な構造デザインに軽やかな雰囲気を与え、絶妙なコントラストを添えています。リューズは、クロノスイスの伝統的なオニオンクラウンを現代的にアレンジし、伝統と革新を実現しました。

針なき、デジタルレギュレーター

針のないレギュレーターという異色のタイムピースは、湾曲した文字盤の12時位置に「ジャンピングアワー」、中央に「スイープミニッツ」、6時位置に「スイープセコンド」、3つの窓で時間を表示し、針なきデジタルレギュレーターを完成させました。未来的でありながら、ノスタルジックな感覚を併せ持つ希少な機械式時計が誕生しました。
「ネオ デジター」は、ルツェルンで開発された手巻きキャリバー C.85757によって駆動します。クロノスイス独自の専用モジュールを搭載し、正確でリズミカルな時間表示を可能にしました。エネルギー効率、視認性、分盤と秒盤の滑らかな表示を保証します。

細部にまで息づく職人技

裏蓋のサファイアクリスタル製の長方形の窓を覗くと、ムーブメントの精密な駆動を目の当たりにできます。また、職人の手によるギョーシェ装飾が施された、芸術的なゴールドやルテニウムメッキの部品の美しさもお楽しみいただけます。裏蓋の窓は、ラング氏がかつて使用した歴史的なオールドキャリバーFEF〈ファブリック デボーシュ ドゥ フルリエ社(Fabrique d’Ebauches de Fleurier SA)〉へのオマージュでもあります。「ネオ デジター」は単なる復刻ではなく、コレクターズアイテムであり、ユニークで芸術的なデザインをもつ機械式時計です。

奥:初代「デジター」、手前:「ネオ デジター」

Technical Data

モデル名/品番ネオ デジター グラニット NEO DIGITEUR Granit /CH-1373.2-ANSI
ネオ デジター サンド NEO DIGITEUR Sand /CH-1373.2-ROSI
価格各2,970,000円(税込)
機能12時位置: ジャンピングアワー
中央: デジタル分表示(スイープ式)
6時位置: ランニングセコンド(スイープ式)
ケースケース:ステンレススチール、サテンポリッシュ仕上げ
ベゼル:サンドブラストとサテン仕上げのつや消しブラッシュド加工
風防:サファイアクリスタル(両面反射防止コーティング)
ケースバック:サファイアクリスタル(スクリューダウン式)
リューズ: 新しいオニオンクラウン
サイズ長方形 縦 48mm × 横 30mm × 厚さ 9.7mm、ラグ幅20mm
ムーブメント手巻き、キャリバーC.85757(自社開発ジャンピングアワーモジュール搭載)
振動数:3Hz、21,600振動/時
パワーリザーブ:約48時間
直径:23.3mm×厚さ2.5 mm (+自社製モジュール厚さ 2.5mm)
石数:19石
バランス グリシデュール、三脚式
ひげゼンマイ ニバロックスI
微調整 偏心カム式
耐衝撃装置 インカブロック
自社開発ジャンピングアワーモジュール、輪列受け(金メッキ)及びラチェット歯車(円形サテン仕上げ)に手彫りギョーシェ模様;ロジウムメッキ、放射状コート・ド・ジュネーブ仕上げ
ダイヤルMSA(針のない時計)、レガシーロゴ。
12時位置にジャンピングアワー表示、中央にデジタル分表示、6時位置にランニングセコンド表示。マットホワイトのディスクにディープブルーのプリント。
真鍮、サンドブラスト仕上げ 4N(サンド)、
真鍮、ガルバニックブラックサテン仕上げ(グラニット)
防水5気圧防水
ストラップヌバックレザー/ロゴ入りピンバックル(スチール)
発売時期2025年12月発売予定
限定数世界限定 各99本

【クロノスイスについて】

ゲルト・R・ラングがミュンヘンにクロノスイス社を設立。レギュレーター式ダイヤルの腕時計としては初の量産モデルをはじめ、世界初のスケルトンダイヤルを搭載した自動巻きクロノグラフなど数々の傑作時計を誕生させました。2012年にオリバー・エブシュテインが新CEOに就任し、本社をスイスのルツェルンに移転。2013年には、現在ではほとんど見られなくなった伝統工芸を再生するため、ルツェルンにエナメル焼成装置およびギョーシェ彫刻機を設備したアトリエを設立。高品質・少ロットのアトリエから紡ぎだされる機械式腕時計は、年間わずか1,500本にとどまります。

クロノスイスオフィシャルサイト

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