お子様にも、お年寄りにも、そして地球にも、やさしい。“森から生まれ、森に還る。”をコンセプトにした新感覚の漆器。
京都発ものづくりスタートアップ、合同会社COCOOは、紙と漆(うるし)のカップの新コレクションとして、淡くて優しい色合いが特徴の軽量食器「KOMLA pastels(コムラ パステルズ)」を、2024年11月16日(土)よりCOCOOオンラインショップおよび一部取扱い店で発売いたします。
KOMLA pastels(コムラ パステルズ)
・価格:各2,200円(税込)
・カラー(全3色):ブルーグレー、アイボリー、パステルピンク
・サイズ:φ75 × H67 mm / 200 ml / 14g
・素材:素地:紙、表面:天然漆
・原産国:日本
・販売URL:COCOOオンラインショップ(https://cocoo.shop-pro.jp/)およびCOCOOお取扱い店舗にて11月16日(土)より販売開始予定。
世代を超えて、普段の暮らしの中に「紙 × 漆」の心地よさを
この度COCOOから発売する「KOMLA pastels(コムラ パステルズ)」は、淡くくすんだパステルカラーと、天然素材の紙と漆(うるし)の柔らかな質感が特徴の軽量のうつわ。京都・西陣の色漆技術と新しい漆塗り技術を活かし、使いやすさと佇まいにこだわった現代の新しい漆器です。
淡いパステル調とシンプルなデザインがどんな空間にも馴染み、日々の食器としてだけでなく、公園ピクニックや大人数でのパーティなど、さまざまなシーンで使えます。土に還る素材で環境に優しく、且つ軽くて丈夫なので、小さな子どもにもおすすめのアイテムです。
「KOMLA」の3つの特徴
10円玉3枚分の空前の軽さ
本製品は重さ14グラムと軽く、持ち運びにも便利。手のひらサイズで邪魔にならず、アウトドアにも最適です。
「紙」と「漆」が原料で、人にも地球にもやさしい
KOMLAは特殊加工の紙製カップに、木の樹液から採れる天然漆をコーティングしています。環境負荷も少ないのが特徴の一つ。
丸洗いOKでくり返し使える
漆塗布により、驚きの耐久性・耐水性を実現。経年による劣化はありますが、食器用洗剤で洗って約半年(*)使用可能です。
*約400回の手洗い程度なら問題ないことを実証済みです
「紙」と「漆」から生まれた、見た目も機能も魅力的な新しい選択肢
「触れるものには本物を使っていたい」と考える一方で、特に使いやすさ最優先の小さな子どもがいる家庭や高齢者は「仕方なくプラスチック製のコップを使っている」という人も多いのではないだろうか。本カップは、軽量で持ちやすく、落としても割れないのはもちろんのこと、職人の手塗りならではの独特の風合いと相まって、あたたかみのある仕上がりになっています。子どもの豊かな感性を育てたいパパ・ママや、これまで本物の食器を愛用してきた高齢者などにも満足して使っていただける漆器です。
京都・西陣の色漆技術 × 革新の漆コーティング技術の融合
やさしいカラーリングとやわらかい質感の本カップは、京都・西陣の色漆技術と新しい漆コーティング技術によるもの。京都の老舗、佐藤喜代松商店の発色性の高い色漆に、従来の漆塗り概念を覆した、新しい焼付け漆塗布を掛け合わせることで、紙ならではのあたたかいテクスチャーはそのままに、本来では難しいとされてきた天然漆での淡いパステル調の色味を実現しました。
ご参考_1
基材となる紙カップには、「シルキーモウルド」という特殊な製法のカップを用いています。シルクのような滑らかな質感と、高密度でタフな構造が特徴。心地よさを目指したKOMLAとの相性は抜群です。
シルキーモウルドの製造元:株式会社モルディア(https://www.moldea.co.jp/)
ご参考2.「紙」と「漆」の文化
漆はウルシの木から採取される樹液で、約9000年前の縄文時代から、日本人の暮らしに密接に関わってきた素材です。紙に漆を塗る技法は、古くから着物の生地に文様を染めるための型紙の補強剤として使われ、伝統的な「染め・織り」文化を支えてきました。本製品は、大正10年に創業した京都・西陣の漆屋「佐藤喜代松商店」の技術から着想を得て、製品に落とし込みました。
合同会社COCOO(こくう)
COCOOは「小さく豊かに暮らす。」を哲学に“心地よさ”の探究を試みる日用品メーカー。漆(うるし)技術をベースに、各地のものづくりの匠たちと連携しながら、日用品の開発・製造・販売を行います。目指すのは、快適さや温もりのこもったモノたちに囲まれた、華美でなくとも豊かな世界の実現。今後は、漆技術の魅力を生かした体験・体感サービスや次世代職人の副業サポートなど、工芸・工業産業への新たな価値創造に向けて取り組んでまいります。
公式URL
https://co-coo.jp