roberto cavalli BY FRANCK MULLER
“スレンダー”から“マッチョ”へ
移り変わるドレスウォッチのトレンド
ドレスウォッチといえばメンズでも薄くて軽く、宝石がキラキラと輝いているのが定番だった。
しかしここ数年、ドレスウォッチのトレンドが少しずつ変わりつつある。海外セレブのパーティーシーンなどでは、タキシードにデカ厚腕時計たちが主役を務めているのだ。しかも、ただデカいだけではない。しっかりとした重量感もある腕時計で、フォーマルなシーンでも存在感をまったく損なわない。
ここで紹介するロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラーの『118』は、44㎜の大型ケースで厚みもかなりある。機能的にはスポーティーモデルだが、雰囲気はドレッシー。ボリューミーなのにぽってり見えないのは、デカゴン(十角形)のベゼルが裾広がりのフレアカットだからだ。
「そう言えば、最近のオシャレな人はみんなこんなデカ厚を着けてるんだよな」
そうピンと来たアナタは、ファッションのアンテナ感度がいいのかも。
118 series
ガッチリとした塊感に包まれた
シンプルなクロノグラフ
裾へ向けて広がっている台形のデカゴン・ベゼルは、まるで金属塊のような重厚感をアピール。クォーツムーヴメントのスリーレジスタークロノグラフで、6時位置のインダイヤル(12時間積算計)にはロベルト カヴァリのエンブレムがあしらわれている。
■ケースサイズ/44㎜
■ムーヴメント/クォーツ
■防水性能/100m防水
■問い合わせ/株式会社ミスズ
TEL:03-3247-5585
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