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都市のイメージが偲ばれるUSA発のオシャレ時計

MADISON NEW YORK

（左）
MA011012-7
SS。ホワイト×マルチ文字盤。SSベルト。
3万3000円
（右）
MA011013-6
SS(RG加工)。ブラック文字盤。ブラウン本革ベルト。
3万1350円

MADISON NEW YORKのニューヨーク愛が詰った腕時計

　ニューヨーク生まれの『MADISON NEW YORK』は、今もっとも勢いのあるファッションウォッチのひとつ。1987年の創立から現在に至るまで、次々と新しいモデルを発表し続けている。中でも、昨年デビューを果たした『5th Avenue(フィフス・アベニュー)』と『7th Avenue(セブンス・アベニュー)』は、ニューヨークのストリートをモチーフとして作られている興味深い腕時計だ。そのエポックメイキングで大胆な発想は、USAブランドならではと言えるだろう。
　まずは先行して発売された“5番街”の『フィフス・アベニュー』。高級マンションや歴史的な大邸宅が建ち並ぶニューヨークの裕福さの象徴である一方、ブラックカルチャーの発信地であるハーレム地区を抱えるエリアだ。ダイヤル一杯にデザインされた小さい四角形のエンボス加工が、カオス的な世界一のメトロポリタンをイメージさせる。また、通りを行き交うニューヨーカーたちのクールさは、ベルトをステンレススチールのみの設定にしたことで表現している。
　後発の“7番街”、『セブンス・アベニュー』は、世界有数のファッション都市として知られるエリア。アパレル産業が盛んで、著名なファッションデザイナーたちも本拠地としており、「ファッション・アベニュー」とも呼ばれている。サンドペーパーの様なザラザラとしたデザインのダイヤルも、いかにもアーティストが好みそうなテクスチャーだ。こちらのベルトは、上品な肌触りのスエード一択というこだわりようだ。