Home News 大海原に乗り出すゴールドカラーのセーリングウォッチ「タグ・ホイヤー カレラ スキッパー」

大海原に乗り出すゴールドカラーのセーリングウォッチ「タグ・ホイヤー カレラ スキッパー」

海のエレガンスを体現したモデル

昨年、ステンレススティール製クロノグラフ「カレラ スキッパー」でヨットレース界に復帰し、大いに注目を集めたタグ・ホイヤーが、Watches & Wonders 2024で、18K 5Nローズゴールド製ケースを採用した新モデルバージョンを発表しました。

前作のステンレススティール製モデル同様、ゴールドを纏ったこの「スキッパー」も、カレラ誕生60周年を記念して2023年に発表されたベストセラー「グラスボックス」のデザインをベースに、ムーブメントは、自社製キャリバー「ホイヤー02」をレガッタ計時用に調整した「TH20-06」を搭載。サテン/ポリッシュ仕上げを組み合わせた18K 5Nローズゴールド製39mmケースが、コレクターをも魅了する極めて洗練されたレベルにまで「スキッパー」を高めていますが、セーリングウォッチとしての機能をフル装備したその高い有用性は何ら損なわれていません。

「カレラ クロノスプリント × ポルシェ」、「カレラ トゥールビヨン クロノグラフ」、「カレラ クロノグラフ」といった、グラスボックス型の「カレラ」の他のバリエーションと同様、ゴールド製の「スキッパー」もサファイアガラスの下に独創的なカーブにぴったりと沿ったフランジのダイヤルを配し、特にレガッタレースでスタートの号砲が鳴るまでの15分間を計るためにこの時計を使用する場合など、どんなコンディションでも抜群の視認性を発揮します。

このゴールド「スキッパー」のカラースキームは、1968年に発表された歴史的な「スキッパー」(Ref.7754)を彷彿とさせ、シーブルーのメインダイヤルに、「イントレピッド・ティール」の12時間計カウンターと、3色の異なるカラーで5分単位に3分割された15分計レガッタカウンターという、コントラストが際立つ2つのサブダイヤルを組み合わせています。

こうしたカラーは、ジャック・ホイヤーの指揮の下、前年のアメリカズカップでニューヨーク・ヨットクラブのイントレピッド号がニュージーランドのデイム・パティ号に勝利したことを祝って発表された1968年のオリジナル「スキッパー」に使用されたものを再現しています。この大会に向けて、ホイヤーはイントレピッド号にヨット用携帯ストップウォッチを、そしてクルーには腕時計「アクアスター」を提供しました。これは赤と白のディスクが、5つ並んだ窓の奥で回転するカウントダウン機能を搭載していました。

イントレピッド号との関連性を示すため、「スキッパー」の15分計サブダイヤルのトリコロールカラーは、イントレピッド号のリグ(艤装)から着想を得たラグーングリーン、イントレピッド号のデッキの色であるイントレピッド・ティール、そしてスタートに備える最後の5分間の部分のレガッタオレンジで構成されています。因みにオレンジは、海とのコントラストが際立っていることから海洋界で長く採用されてきたカラーです。

さらに、ステンレススティール製モデル同様、この18K 5Nローズゴールド製「スキッパー」も、外周部のカーブしたフランジに5分間隔で配した三角形マーカー(ホイヤーのヘリテージモデルから受け継がれたモチーフ)、ラッカー仕上げ「レガッタオレンジ」のセンター秒針、12時間カウンターの下部に配された控えめな「SKIPPER」のネームプレートが特徴です。

18K 5Nローズゴールド製ケースに合わせ、最新の「スキッパー」には、ダイヤルのカーブしたフランジのラインに沿って18K 5Nローズゴールドのアプライドインデックスが配される一方、6時位置には角度付き日付表示があります。

裏返すとシースルーのケースバックが現れ、そこから自社製スキッパー用キャリバー「TH20-06」を見ることができます。このキャリバーは、垂直クラッチを備えたコラムホイール クロノグラフ ムーブメントで、タグ・ホイヤーのシールドロゴを象った新しい両方向回転式ローターによって、約80時間のパワーリザーブを実現しています。18K 5Nローズゴールド製「スキッパー」にはまた、ケースと同じ18K 5Nローズゴールド製クラスプで留める、ブルーのテキスタイルストラップが付いています。

この「タグ・ホイヤー カレラ スキッパー」のダイヤルデザインは、人気のTAG Heuer Connected Watchのフェイスにも採用され、セーリングの世界をコネクテッドウォッチにまで広げ、マリンウォッチの愛好家たちを歓ばせています。

18K 5Nローズゴールド製「カレラ クロノスプリント × ポルシェ」の足跡をたどる18K 5Nローズゴールド製「カレラ スキッパー」は、タグ・ホイヤーの代名詞ともなっているクロノグラフに新たなレベルのラグジュアリーな魅力とコレクタビリティをもたらしています。

このモデルはまた、1968年に最初の「スキッパー」が誕生する以前からすでに始まっていたホイヤーと海との関係に新たな章を開くものでもあります。両者の関係は、1940年代後半、アバクロンビー&フィッチがニューヨークの店舗で販売する同社ブランドの時計の製作をホイヤーに依頼したことから始まります。

1949年に最初に登場した腕時計「ソルナール」は潮の満ち引きを知ることのできる潮汐計を備えていました。この時計は1950年代にアバクロンビー&フィッチが販売したクロノグラフ「シーファラー」とホイヤーブランドの「マレオグラフ」へと進化します。

その後、ジャック・ホイヤーとアバクロンビー社の社長ウォルター・ヘインズは親交を深め、1967年にイントレピッド号がアメリカズカップを制した際に、このヨットの公式計時パートナーという栄えある役割をホイヤーが果たすことになったのは、ヘインズの紹介によるものでした。

そしてここから、タグ・ホイヤーの海の歴史が綴られていくことになります…

<タグ・ホイヤー カレラ スキッパー>

CBS2241.FN8023 / 269万5000円(税込予価) 2024年4月発売
キャリバーTH20-06 / 自動巻 / サーキュラーサテン仕上げのブルーダイヤル / 60秒/分目盛りのブルーフランジ / 18K 5Nソリッドローズゴールド製ケース / 直径39 mm / 100m防水 / ブルーファブリックストラップ

タグホイヤー
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