シンプルなロゴデザインほどオシャレに見せるのは難しい
ロゴが入っているだけで、デザイン自体はとてもシンプル。なのに、なぜだか妙に印象に残ってしかたがない――。
ハイメゾンの「ロゴアイテム」には、そんな不思議な魅力に満ち溢れたモノが存在します。ブランドの知名度が高いから魅力的に見えるだけ？ いいえ、それだけに頼っているわけではありません。ハイメゾンはただ単にロゴの見せかたが上手いのです。シンプルな味付けの料理ほど難しいように、ロゴの扱いかたでブランドの実力がわかるとも言えるでしょう。
DIOR
光沢感のあるテクニカルキャンバス素材のモッズコート。ひざ丈だが薄手なので、これからの時季にピッタリ。バックの白刺繍だけでなく左ポケットにも生地と同色でミニロゴ刺繍をあしらっている。49万5000円
●問い合わせ
ガッツ四ツ橋店
http://www.guts-z.com/
TEL：06-6599-9899
DIOR
フロントに「DIOR」、バックに「47」の刺繍ロゴ。「47」はディオールが初めてオートクチュール・コレクションを開催した1947年にちなんでいる。GOTS認定の100％オーガニックコットンを使用。26万4000円
●問い合わせ
ガッツ四ツ橋店
http://www.guts-z.com/
TEL：06-6599-9899
1ワードのロゴも、突き詰めればそれだけで「美」となる
コチラでご紹介するのはDIORのナイロンモッズコートとフーディーです。ご覧の通り、どちらもスクリプトロゴの刺繍をあしらっているだけ。けれど、味気ない・素っ気ない・地味といったネガティブな印象は微塵も感じさせません。それはひとえにロゴ自体が、サイズ・位置・刺繍の風合いと色合いなど、すべての要素が吟味され尽くされた末の「かっこよさ」を持っているから。大人っぽくて品があり、モダンでクール。そんなDIORの刺繍ウェアで、この春は堂々をアピってみませんか？
