矢地祐介×CROCODILE
“強さの象徴”クロコダイル

1990年5月13日、東京出身。身長/176cm。体重/71kg。専修大学卒。階級/フェザー級、ライト級。所属/KRAZY BEE。元修斗環太平洋フェザー級王者。元PXCフェザー級王者。ブラジリアン柔術紫帯。
自ら「完敗」と語った2020年8月9日のRIZIN23からわずかにひと月半あまり……9月27日のRIZIN24(さいたまスーパーアリーナ)で再び矢地祐介はリングに上がった。
「今回はぜひ良い勝ち方で勝利したい」
試合を控えたある日、彼はKO勝ちを誓っていたのだが……。
5分1ラウンド×3ラウンドのRIZINルールで行われた試合は、序盤から激しい殴り合い、蹴り合い、グラウンドでの攻防もありで、瞬きひとつも惜しい展開。結果は1対2の判定負けだったものの「お祭り男」の面目躍如といった矢地祐介らしい闘いぶり。早くも次戦を楽しみに待ちたい気持ちにさせてくれる。
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矢地祐介は小学生のころから格闘技に魅せられていたという。『KRAZY BEE』の前身の『KILLER BEE』の門をたたいたのは中学3年生の時。
「KIDさん(故・山本KID徳郁氏)のジムだったからです」
レジェンドのジムでメキメキと力をつけた矢地は、プロと一緒にトレーニングすることを許され、まずアマチュアで修斗の日本チャンピオンに輝く。2009年にはプロに転向。その年のうちに修斗の東洋太平洋チャンピオンに輝くと、PXC(グアムに拠点を置く総合格闘技団体)にも参戦。さらに2016年からはRIZINに主戦場を移し、体重の軽いクラスにも関わらず、重量級とは違う豪快さでKO勝ちを続けた。
「RIZINはね、間違いなく日本でいちばんの格闘技団体ですよ。こうしてマッチメイクしてもらえるようになった今でも、RIZINのリングは格闘家として憧れですね。そこはとても輝かしい場所で、夢の舞台です」
スタイルは「ストライカー」だ。剥き出しの真っ向勝負は、格闘技ファンの心を激しく揺さぶる。
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「プライベートで選ぶのは、服でもシューズでもアクセサリーでも、その時に『いいな』と思ったもの。自分の気持ちに正直、が基本です」
つまりファッションは感性に任せるらしい。そんな矢地祐介がゼルパリのクロコダイルと出合った。
矢地祐介は鋼の鎧のように鍛え上げたムダのない体にゼルパリのクロコダイルを纏うと、
「クロコダイルは強さの象徴って感じですね。男なら誰でも憧れるんじゃないですか? こうして身に着けてみると、何だか強くなったみたいに感じるな」
どうやら格闘家の矢地もまた、クロコダイルの魅力に取りつかれたよう
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